2020年、オリンピックが東京で行われる!

朝起きたら、首相官邸からLINEで「東京招致成功」を知った。

TVをつければ当然メディアは大騒ぎ。
SportsBookで1番人気だったとはいえ、汚染水問題が浮き彫りになりながらも、マドリードの猛追を差し置いて選ばれたのはやはり嬉しい。

ただ、これをFB経由で見ている人なら、大勢の知識人(笑)が「最悪の結果」とか「辞退しろ」とか騒いでいるのを見ているのではないか。。。そう思っている。

それに関して、俺は自分の意見を述べたいと思ってこれを書こうと思った。

まず、俺は「2020年のオリンピックを歓迎すべき」というスタンスである事を先にいいたいと思う。つまり、五輪招致は「最高の結果」になったとおもっている。
但し、何でもかんでも手放しに喜んでいいわけではない…という、冷静な思いもある。

まず、いくらか反五輪の意見を見てみたが、それらに共通することは以下のこと
・最終プレゼンが嘘つきまくり
∟汚染水はコントロールできている
∟東京に被害はない
∟水や食料の基準は世界の最も厳しいものの1/100以下
・そのプレゼンが被災地の人たちを失望させている。それでよく復興支援と言えたものか
・東京都は福島原発事故の加害者である
∟事実そこで生産された電気は全く現地で使われず、東京に来ていた
・TPPや増税のめくらまし/体のいい言い訳

といったところであろうか。
まず、個人的には本意ではない(その理由は後述)のだが、多少の批判を受けるつもりでこれだけは反論する
・東京都は福島原発事故の加害者である
これは、もし本当に現地の人がそう言っているのであれば、烏滸がましいにも程がある。俺は「東京も福島も、この事故に関して同罪である」と思ってる。もちろん、電気を使っていた東京近郊含め。あまりにもこの事故によって、福島の人たちが「悲劇のヒロイン」的になっているのは、少々違うと思う。この事故が起きたことにより、東京都では電気が不足し、計画停電などで事故が起きて亡くなった方だっている。こちらもまた被害者である。
そして、今回問題がおきる前までは、この原子力発電所による収入で街が潤っていたという、その事実をすべて棚上げにしている。それまで美味しい思いをしていながら、それなのに過疎化は止められないで、だからより原子力の恩恵を受ける事を求め、いざ事故になったら東京を叩く…つくづく日本人は人や政府を叩き潰すことが好きである。おそらく俺も例外ではないのだろうけど。とある私が尊敬する人はこれを「農村民族」と言っていたが。。。責任転嫁したがる日本人の悪いところが全面的に出ているなと感じている。

…いま、ここまで読んでくれた人はどう思っているのだろうか。
もし、これを読んで不愉快になったり、なんか退屈だな〜とか、ひねくれてんな〜と思ったとしたら、それは申し訳ない半面、私の狙い通りになったと思ってる。
俺がいいたいのはその感情…結局これを読んでも建設的な会話にならないよね?ということ。つまり、ネガティブな思いで、人や政府を批判したところで、この問題は解決しない。仮に東京招致をやめたら原発事故はかんぜんに収束するのか?放射線量はゼロになるのか?ならないよね?じゃあ、批判して何になるの?ということ。これが、先ほどの「本意ではない」と言った理由である。

すでに賽は投げられ、そしてその目は「東京」が出た。それは事実であり、それは今後五輪によって世界中からお金が入ってくる「権利」と、様々な問題を世界に見られ、それらを解決する方法にいくようにしていかなければいけない「義務」を表している。政府やオリンピック選手による「チーム東京」によって実現した「招致」これを実現するには開催地東京を中心とした「チーム日本」のちからが必要だ。だけど、それで得られるものは、かつての東京五輪が人々に感動を与えたように、直接的・間接的に日本中…いや世界中に感動を与えてくれると思うし、1億3000万の日本人が同じベクトルを向いて一丸となれる絶好の機会として、俺はこの開催決定を歓迎している。

とはいえ、
・最終プレゼンが嘘つきまくり
・TPPや増税のめくらまし/体のいい言い訳
に関しては、目を背けず向き合わなければいけない。でもそれを責めるのではなく、みんながそれらを他人事ではなく、自分事だと思って考えていくべきではないか。例えば

汚染水はコントロールできている/東京に被害はない/水や食料の基準は世界の最も厳しいものの1/100以下
確かに、コントロールできててれば汚染水問題は発生しないし、東京に被害はないという根拠はないし、基準はそれがサンプリング検査である限り絶対とはいえないだろうし、嘘と言われても仕方ないのかもしれない。
だけど、これを責めるのであれば、それはさっきの俺の反論と同様、その問題の解決にはならない。

考えよう。言ってしまった「嘘」をどうすれば「事実」にできるのかを。
たかが70人しかいない大学院1学年でも7企業のソリューションを複数生み出している。たった3ヶ月程度で
問題は山積みだけど、2020まで7年もある。頭だって、70じゃなくて1億3000万ある。

考えよう。答えは絶対出せる。そのためにはこんなくだらない批判・反論はいらない。

と、自分の思いを長文にわたって書いたわけだが、ここまで読んでくださった方もしいたらありがとうございましたm(__)m

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