☆モデルベースエンジニアリング
◯システムズエンジニアリング
・システムを成功裏に実現するための複数の分野に跨がるアプローチ及び手段
・INCOSE:International Council on Systems Engineering
◯モデルに基づくシステムズエンジニアリングの必要性
・図的に表現→容易な理解が可能
・システムの協働開発では図的な共通言語が有効
・モデルの再利用→開発の効率化、生産性の向上
◯SysML(Systems Modeling Language)
・複雑なシステムを
- 構造
- 振る舞い
- 要求
- パラメトリック制約
の麺から図的に表現することが出来る
☆二元V字開発モデル
☆2つの鉄則、3つのビュー
◯要求の2つの鉄則
・機能要求:“どのように要求を実現するか?”の前に“それは何か?”,“なぜそれが必要か?”を明確にする。
・要求は“測定可能”で“テスト可能”でなければならない。
→そうでないと、検証や妥当性確認ができない(´・ω・`)
◯アーキテクチャの3つのビュー
・Operational view:システムの使い方、動かし方
∟開発するシステムはどのように使用されるのか? →要求の明確化
∟開発するシステムは他のシステム(外部)とどのような相互作用をする のか?
・Functional view:システムで要求される機能
∟システムは何をしなければならないか? →機能要求の明確化
∟システムができること,サービス,提供される機能を定義する.機能間のインタフェース,相互作用を明確にする
・Physical view:機能を実現するハードウェア、ソフトウェア
∟機能を遂行するためのハードウェアやソフトウェアを定義する.
∟モジュールやアイテム間のインタフェースを明確にする.
∟システムアーキテクチャの完成へ向けて,システム要求,サブシステム 要求,コンポーネント要求を定める
☆テストケースの計画と管理
◯テストケースの検討
・「要求」は測定可能、テスト可能ではない
↓
・ユースケースシナリオから導き出された「要求」を検証
||
・ユースケースシナリオのとおりに検証することが理想
∟これには外部システムが必要
☆オペレータとシステムの相互作用
◯オペレータとシステムはどのような相互作用を起こすか?
◯システムがコントローラで制御され散る場合、オペレータによる操作とコントローラによる制御の間に矛盾が生じてはいけない
→ Human-in-the-loopSimulationの必要性
「ソフトウェア工学 第2講」への1件のフィードバック